地球最後の日に何食べたいとか言うけど、例えば寿司選んだとして食べてる間に「やっぱりかつ丼の方が良かったかな……?」とか高確率で考えると思うの。その瞬間感じるであろう言いようもない悲しみに私は名前を付けたい。
西暦3XXX年、世界は未曽有の危機に瀕していました。
人間とは異なる知的生命体の存在が明らかになったのもつかの間、人間どうやってコンタクトを取ろうとかのんきに考える間に彼らは地球を攻撃してきたのです。
彼らの科学水準は地球より少しだけ上であり、人類は生き残れるかは今この瞬間の努力にかかっているのでした。
「NASAが新しいレーザー砲の開発に成功したぞ!」
「ロシアの研究家が宇宙人の生態について新しい報告を出した!」
「イギリスが!」
「フランスが!」
「インドが!」
「中国が!」
各国が必死になって宇宙人に対抗する手段を考えては実行・失敗をし続け、
100年が経った今もそれは続くのでした。
果たして人類に未来はあるのでしょうか……?
地球を今よりも平和にする方法として私が考えついた暫定首位の案。
【架空の宇宙人が攻め込んできたという幻想を全世界で共有する】
地球外からの敵というところがポイント。仕組みとしては地球という一括りの集団意識を強めさせることが狙い。
宇宙人の強さはその時の地球人よりも常にちょっとだけ強くする。強すぎると絶望して治安が悪化しそうなので。
地球が勝つ演出がランダムに発生する。多分5~6割かそれ以上くらいで勝利するのが良い。
実被害は出ないけど、どこかしらかで攻撃を食らっている演出で危機感はある程度煽っておく必要あり。
飽きさせないように争いをどこまで「魅せ続けられるか」が鍵。緩急のついた程よい非日常という立ち位置に常に居続けること。
ソースや根拠は特になし。
以上、妄想のお話でした。