レンタル彼女使ってねこかふぇ行ってきた話

<ことのはじまり>

疲れからか不幸にも黒塗りのねこかふぇに行きたいと思ってしまったぬぅさん。
友人Nの「ねこかふぇ行く用の彼女が欲しい」という言葉をヒントに
レンタル彼女※を使ってねこかふぇに行くことを思いつき、実行に移す。

 

※レンタル彼女
平たく言えばお金を支払うことで彼女代行としてデートしてもらえるサービス。
ホームページみるとお気に入りの娘とデートの時間を楽しむ他、
デートの予行練習とかに使うらしい。

 

<申し込み~デート前日>
ホームページから申し込み可能。
写真とプロフィールから好きな女の子を指名することも可能だけども、
よく分からないし第一目的はねこかふぇなので、
女の子をこちらから指名しない「おまかせコース(仮名)」を選択。
申し込みフォームの自由記入欄には
「とにかくねこかふぇに行きたい
ねこかふぇに行ったことのある人希望」
と書いておいた。

 

次の日くらいに
「優香(仮名)さんがデートに快諾しました。
お支払いを3日以内によろしくね」
といったような内容のメールを受け取る。
3日って急やなと思いつつクレカで支払う(金額は後ほど公開)。

 

支払い完了がデート予定日からだいたい2週間前。
ここから1週間音沙汰無し。
1週間過ぎたあたりで流石にそろそろ連絡こないとこっちも困ると思って
お問合せメールを送信。

 

「彼女から連絡こないのですが……」

 

たぶん今までで一番悲しい内容のお問合せメール。
その後謝罪と共にすぐに優香さんからメール来たのでたぶん忘れられてた。

 

優香さんとは当日の予定を調整したのだが、
メールが来たのが平日だったためにぬぅさんもめんどk……じゃなくて時間があまり取れなくなってたので、
ねこかふぇ選びからその予約から、全部優香さんに丸投げした。ポーイアトヨロシクー。
この辺お金払ってるサービスは強い。
実際の彼女にやったら確実に減点対象だからな。

 

あとメールのやり取り中名前をめっちゃ間違われてちょっと笑っちゃった。
1回ニアミスとも言えないくらい違う名前でメール来て、
「え、これホントに自分宛?だよな」
って不安になった。自分宛だった。
予約とか色々やってもらってるし、このくらいは目を瞑ろう。

 

<当日・待ち合わせ>
待ち合わせ場所に5分前に着くぬぅさん。
初対面の女性を待つって経験そうないので、そわそわする。
待ち合わせ時間2分前に
「トイレが混んでて5分ほど遅れます」
とのメールあり。
まぁ良い。ぬぅさんは温厚な種族。
彼女が来たのは結局10分後なわけですが、まぁよい。かまへん。

さて、気になる彼女の容姿ですが……

 

すっごい普通。

 

「すごく美人!モデルさん?アイドル?」
って感想を抱くこともなく、反対に
「うっわぶさ……じゃなくて、個性的なお顔ですね……」
って感じでもない。

「あ、いるよね」

って感じ。
大学のサークルの後輩って感じがしっくりきた。

 

因みに優香さんからぬぅへの第一声は
「え、若い」
でした。これについては後述。
挨拶程々に雑談しながらねこかふぇに向かう。
道中で優香さんが大学4年生の就活生であることを聞く。
就活おつかれさまです。


<当日・ねこかふぇ>
ぬぅさん歓喜
ねこを凝視し、なで、写真を撮りまくる。
口角が常に上がりっぱなしで、ねこちゃんの可愛いしぐさを見ては
「ぐへへ……」
と時折気味の悪い声を漏らす。

 

ほとんど優香さんそっちのけで1人で楽しんでた。
これねこかふぇ1人で行けばよかったのでは。

 

1時間のところ延長して1時間半楽しんだ。
いやぁ良かった。もふもふ。満足。


<当日・カフェ>
時間が余ったので適当なカフェに入って残りの時間を潰す。
潰すくらいならもっと短い時間設定すればいいじゃんって話なのだが、
ぬぅさんはどうしても時間を取ってゆっくり聞きたかった。
未知の領域、レンタル彼女について。
以下現役レンタル彼女に聞いてみたレンタル彼女のアレコレ。
↓↓↓

Q.レンタル彼女続けてどのくらい?
A.2年。

 

Q.なんでレンタル彼女やろうと思ったの?
A.大学の男の子が「レンタル彼氏のバイトやりたい」って言うの聞いて、レンタル彼女やろうと思った。

 

Q.お仕事はどれくらいあるの?
A.平均月2回くらい。

 

Q.お客さんってどんな人が多いの?
A.だいたい40~50歳くらいの人ばかり。
生活に余裕がありそうな人たち。

 

ぬぅさんを見て「若い」と言ったのはこのためとのこと。
2年やってて30歳くらいの人とのデートは今回含めて2回しかないらしい。
余談、ナチュラルに30歳くらいに入れられてぬぅさんは若干のショックを受けた模様。
もう20歳とは違うんだな自分……。

 

Q.リピーターのお客さんいるの?
A.いる。

 

Q.どんなデートするの?
A.カラオケとかが多い。
すごかったのはリピーターのお客さんからの宮古島日帰り旅行。
13時間で行って帰ってきた。移動の方が長かった。

 

なお宿泊は禁じられてるらしい。

 

Q.どれくらいお金入るの?
A.(お客さんが払う分の)半分くらい。

 

Q.今まで女性のお客さんいた?
A.いない。

 

Q.バイト仲間と交流ある?
A.ない、会ったことがない。

 

Q.いつまで続けようと思う?
A.卒業前の3月まで。
働きながらやってる人もいると聞いたことがあるから、
社会人になっても副業可能なら続けたい。

↑↑↑
質問タイム終了。
聞いた質問は全部答えてくれた。感謝。


1時間カフェでお話してからその後写真撮って終了。
駅でバイバイ。


<で、いくらかかったの?>

事前のカード決済
 デート3時間分の料金
 =23100円

 

当日の料金
 ねこかふぇ1.5時間×2人分
 =4000円ちょい

 カフェの飲み物代2人分
 =700円くらい

 

計28000円くらい。


当日の彼女にかかるすべての料金は彼氏持ちである。

 


<総評・感想>

一言で感想を言うなら「高い」、これに尽きる。
こんなんで遊んでたらすぐ破産するわ!

 

遊ぶにしたって至ってフツーな女の子なわけで、
ぬぅさん目線で利用するメリットを挙げると
丸投げしても店選びとか予約とかしてくれる?
くらいだった。

 

ターゲットがそもそも違うのでこれは当然と思う。
優香さんも言ってたように40、50のおじ様がメインターゲット層。
お金が有り余ってる人がリアルな若い女の子と触れ合うために
利用している印象だった。

 

だから特別美人だったり、サービスがプロフェッショナルであるよりも、
多少名前を間違えたり遅刻してきたりしても、
等身大の素朴な女の子であることの方が大事なんだと思う。
ここら辺は私の予想だけども。


というわけで、ねこかふぇレンタル彼女レポートは以上!
また何か楽しそうなこと思いついたらやってみたい。
いいアイデア持ってる方こっそり教えてください。
ではでは。